No.51 松本和也(編)『翻訳としての文学 流通・受容・領有』水声社、2024年
- 序――書かれた言葉を読む松本和也
- ラルフ・ウォルド・エマソンとドイツ翻訳理論――ゲーテの影響を中心に古屋耕平
- 19世紀フランス詩の日本における受容――マルスリーヌ・デボルド=ヴァルモールの場合岡部杏子
- 1917年、近代日本文学の翻訳事件――その輪郭と時代性吉田遼人
- 同時代小説としての中国文学と創作における日本語――『改造』「現代支那号」(1926年7月)について中村みどり
- 佐々木高政英訳「吉備津の釜」(『雨月物語』)と掲載誌『英語研究』――戦時下日本文学翻訳の一面山本亮介
- フィリピン徴用時代の三木清による文化工作言説松本和也
- あとがき 松本和也