共同研究グループ
人文学研究所の基本的な活動は、共同研究グループによる調査・活動計画と、国外研究機関との学術交流の二つに分けることができます。本研究所設立以来、活動を展開した共同研究グループは総数30グループ以上を数えます。
共同研究グループ一覧
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日中関係史
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言語変異研究
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<身体>とジェンダー
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自然観の東西比較
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ヒト身体の文化的起源
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日中韓対照言語研究
代表者:尹 亭仁
研究者情報 -
各国近代文学の研究
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知覚認知システムの普遍性と多様性
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学びの見える化
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臨床心理学研究グループ
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芸術(アート)と物語の交雑/発信力
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おとぎ話文化研究
代表者:村井 まや子 研究者情報
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神奈川の地域と文化
代表者:平山 昇 研究者情報
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観光と美術
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言語景観と多文化共生
代表者:鈴木 慶夏神大の先生 研究者情報
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国際日本研究
※ <活動休止中>「NCH新聞研究会」「越境する比較文化」
日中関係史
メンバー | 代表者:SON Ansuk(孫安石) 松本 安生・村井 寛志・柳澤 和也 〔名誉〕大里 浩秋・鈴木 陽一 〔元教〕吉川 良和 〔学外〕内山 籬・川島 真・川尻 文彦・中村 みどり・劉 建雲・荒川 雪・周 一川・見城 悌治・李 慶美 |
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研究テーマ | 近代以降現在までの日中関係の諸問題 |
活動計画 | 1.メンバー各自の関心に基づく研究会の開催 2.学外研究者の講演、研究交流 3.日中相互の留学生に関する調査研究 4.在日華僑に関する調査研究 5.中国と東アジアにおける旧日本租界・居留地に関する調査研究 |
活動報告 | 2021年度 2020年度 2019年度 2018年度 2017年度 2016年度 2015年度 |
叢書刊行予定 | 2022年度は無 |
言語変異研究
メンバー | 代表者:彭 国躍 加藤 宏紀・夏 海燕 〔非〕楊 洲 |
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研究テーマ | 中国語の語彙近代化問題 |
活動計画 | 1.中国語の言語近代化に関するデータ収集と資料調査 2.近代中国語の外来語と和製漢語借用に関する資料調査 3.「国語」という中国語の成立に関する資料調査 4.言語景観と中国語近代化の関連に関する資料調査 |
活動報告 | 2021年度 2020年度 2019年度 2018年度 2017年度 2016年度 2015年度 |
叢書刊行予定 | 2022年度は無 |
<身体>とジェンダー
メンバー | 代表者:熊谷 謙介 村井 まや子・ クリスチャン ラットクリフ・鈴木 宏枝・秋山 珠子・笠間 千浪・角山 朋子 〔名誉〕山口 ヨシ子 〔非〕岡部 杏子・古屋 耕平 〔学外〕菅沼 勝彦・江崎 聡子・小松原 由理・中村 みどり・田中 里奈 |
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研究テーマ | 近代以降、大きく転換した身体表象の変容と、その文化的・社会的メカニズムとの関わりについて、なかでもジェンダーという視点に注目しながら、地域や時代を横断し、多様なテクストをもとに考察する。 |
活動計画 | 2020年に発行した叢書『男性性を可視化する』の反省をもとにしつつ、2020年度から「種」や「動物」とジェンダーの関わりをテーマにした叢書の出版を目指して、学内・学外から多くの新メンバーを集め研究会を組織している。2022年度も研究発表を重ねていき、叢書計画の輪郭を整える予定である。 |
活動報告 | 2021年度 2020年度 2019年度 2018年度 2017年度 2016年度 2015年度 |
叢書刊行予定 | 検討中 2023年度予定 |
自然観の東西比較
メンバー | 代表者:上原 雅文 小熊 誠・坪井 雅史・前田 禎彦・村井 まや子・山本 信太郎 ・大川 真由子・中村 隆文・ブライアン ルパート・角南 聡一郎・矢崎 佐和子 〔名誉〕伊坂 青司・鳥越 輝昭 |
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研究テーマ | 風土を基礎にした神と自然についての歴史的、思想史的な比較研究 |
活動計画 | 1.研究テーマに関する調査・研究・資料蒐集 2.メンバーを中心とした研究会の開催 3.外部の研究者による講演会の開催 |
活動報告 | 2021年度 2020年度 2019年度 2018年度 2017年度 2016年度 2015年度 |
叢書刊行予定 | 2022年度は無 |
ヒト身体の文化的起源
メンバー | 代表者:衣笠 竜太 笹川 俊・北岡 祐 〔非〕八重嶋 克俊・中島 孝寛・山崎 由紀奈 |
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研究テーマ | 人間の身体を系統的に遡り、その根源を考察することで、身体が持つ機能的な意義を検討する。 |
活動計画 | 1.研究テーマに関連した講演会を年4回程度実施する。 2.研究テーマに関連した調査を行う。 |
活動報告 | 2021年度 2020年度 2019年度 2018年度 2017年度 2016年度 2015年度 |
叢書刊行予定 | 2022年度は無 |
日中韓対照言語研究
メンバー | 代表者:尹 亭仁 佐藤 裕美・髙木 南欧子・鈴木 慶夏・山田 昌裕・佐藤 梓・由川 美音 〔非〕稲毛 恵・李 貞旼 |
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研究テーマ | 日中韓三言語におけるヴォイス・テンス・アスぺクト・モダリティの対照研究 |
活動計画 | 1.メンバーによる研究発表 2.研究関係者による講演会の開催 3.論文の投稿・外部学会での発表の支援 |
活動報告 | 2021年度 2020年度 2019年度 2018年度 2017年度 2016年度 2015年度 |
叢書刊行予定 | 2022年度は無 |
各国近代文学の研究
メンバー | 代表者:松本 和也 熊谷 謙介・水川 敬章 〔非〕岡部 杏子・古屋 耕平 〔学外〕中村みどり・吉田 遼人・アスアヘアラモ マヌエル エルネスト |
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研究テーマ | 1.各国の近代文学の対象・方法・成果を比較・検討する 2.各国の近代文学(研究)の社会的・歴史的配置を研究する 3.「新しい文学研究」の方法論・実践を模索する |
活動計画 | 1.研究テーマに即した調査・研究の実施 2.各メンバーの関心に基づく研究会の開催 3.学外研究者の講演、研究交流 |
活動報告 | 2021年度 2020年度 2019年度 2018年度 2017年度 2016年度 2015年度 |
叢書刊行予定 | 検討中2023年度予定 |
知覚認知システムの普遍性と多様性
メンバー | 代表者:吉澤 達也 前原 吾朗・松永 理恵・麻生 典子 |
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研究テーマ | 人の知覚・認知の仕組みについて,研究することを目標としており,特に,知覚的様相や認知的様相に共通な普遍性とそれらの様相の相互効果によって展開した多様性を現象・行動観察や計算論的解析などを通して明らかにする. |
活動計画 | ・共同研究遂行 ・公開講演会開催(随時) ・研究報告会開催(2023年2月) |
活動報告 | 2021年度 2020年度 2019年度 2018年度 2017年度 2016年度 2015年度 |
叢書刊行予定 | 検討中2023年度予定 |
学びの見える化
メンバー | 代表者:齊藤 ゆか 太田 早織 〔非〕長浜 洋二 〔学外〕森 和夫・西村 美東士・安藤 めぐみ・大瀬 恵子・久米 篤憲・菅沢 茂 |
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研究テーマ | 専門職等の人材育成の見える化を行い、教育・学習のあり方や体系化を検討する。 |
活動計画 | 研究テーマの内容に基づき、各々テーマから専門職の人材育成の見える化を目指す。2022年度は、報告書作成及び出版化に向けて、研究成果を公開する。 研究会の実施方法としては、 〇研究会を月1回ペースでzoomにて実施する。 〇講演会を1回行う。 研究メンバーは、下記の登録者以外に学内と学外とで、内容に応じてメンバーを募って実施する。 |
活動報告 | 2021年度 2020年度 2019年度 2018年度 |
叢書刊行予定 | 検討中2022年度予定 |
臨床心理学研究グループ
メンバー | 代表者:杉山 崇 瀬戸 正弘・山蔦 圭輔・麻生 典子・森田 麻登 |
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研究テーマ | 臨床心理学に関する包括的研究 |
活動計画 | 国家資格公認心理師の課題と展望の包括的研究 ・国家資格保有者の分類、属性、就業状況などの職能的な情報の収集 ・厚生労働省の公認心理師関連の政策や施策についての情報収集 ・職域の拡大や変化についての情報収集 |
活動報告 | 2019年度 |
叢書刊行予定 | 2022年度は無 |
芸術(アート)と物語の交雑/発信力
メンバー | 代表者:松本 和也 藤澤 茜・水川 敬章 |
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研究テーマ | 広義の芸術(アート)について、物語との交雑を視野に入れて、調査・研究を行う。 |
活動計画 | 1.研究テーマに即した調査・研究の実施 2.各メンバーの関心に基づく研究会の開催 3.学外研究者の講演、研究交流 |
活動報告 | 2021年度 2020年度 |
叢書刊行予定 | 2022年度は無 |
おとぎ話文化研究
メンバー | 代表者:村井 まや子 鈴木 宏枝・渡部かなえ 〔学外〕菅沼 勝彦・大塚 奈奈絵・中脇 初枝 |
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研究テーマ | おとぎ話とそのアダプテーションについて、特に「おとぎ話と多種共生」の問題を中心に、文化、時代、メディアを横断する視点から研究する。 |
活動計画 | 1.研究テーマに関する資料収集と調査を行う。 2.研究テーマに関する研究会、講演会、展覧会等を実施する。 3.研究テーマに関する論文を発表する。 現在確定している具体的な計画は以下のとおり。 シンポジウム「Literature Goes to School: The Uses of Literature in Meiji and Taishô Period Classrooms」の開催 日時:2022年9月3日(土)14:00-16:00 場所:神奈川大学みなとみらいキャンパス(オンライン併用) |
活動報告 | 2021年度 |
叢書刊行予定 | 2022年度は無 |
神奈川の地域と文化
メンバー | 代表者:平山 昇 小熊 誠・ 柏木 翔・後田多 敦・島川 崇・安室 知・髙井 典子・崔 瑛・中林 広一 ・山口 太郎・山本 志乃 ・小泉 諒 ・清水 和明 ・平井 誠 〔学外〕伊藤 泉美・市川 智生・原 淳一郎 |
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研究テーマ | 横浜をはじめとする神奈川県のさまざまな地域の文化・歴史・民俗・地理・観光の諸相について、本学に集う様々な領域(観光学、考古学、地理学、民俗学、歴史学など)の研究者たちが集い、それぞれの強みを活かしつつ他の領域の手法からも刺激を受けながら、学際的に探究していく。 |
活動計画 | ♪ 2022年度 研究会を数回実施(各メンバーから、それぞれの手法とフィールドで神奈川の地域や文化について考察・調査した内容を報告) 第1回 4月27日(Wed)@Zoom 第2回 9月18日(Sun)~19(Mon)@MMC17031 ♪ 研究会での報告をすませたメンバーは、順次叢書掲載の原稿の執筆に着手。 |
活動報告 | |
叢書刊行予定 | 検討中2024年度予定 |
観光と美術
メンバー | 代表者:島川 崇 角山 朋子・シェラー クインタナ 〔学外〕増子 美穂 |
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研究テーマ | 美術とは、人間が社会を築き、それぞれの歴史、宗教、生活、自然環境から生み出された表現である。最近では地域の歴史遺産や伝統工芸は重要な観光資源としてにわかに注目されてきてはいるが、その活動は一過性のものが多い。本研究グループは、美術(特にファインアート)や工芸デザインの分野に特化し、観光においての功罪を再認識し、その正負の効果を体系化する。美術・工芸デザインの真の美的価値を評価できるアート・リテラシーを向上させることで、観光での活用を持続可能なものにすることが目的である。 |
活動計画 | 1. 国内外の観光地における美術・工芸デザインの活用調査 2. 美術館における観光客誘致の取り組み事例調査 3. 学芸員の役割の変化と観光に与える影響 4. ガイドの質の向上のための高等教育の役割 5. 観光学的アプローチによる美術・工芸デザイン史の再考 6. 美術の視点からの、変えるべきもの、変えないべきものとは 7. 美術分野における観光の功罪の整理 |
活動報告 | |
叢書刊行予定 | 検討中2023年度予定 |
言語景観と多文化共生
メンバー | 代表者:鈴木 慶夏 鈴木 幸子・佐藤 裕美・由川 美音・尹 亭仁・髙木 南欧子 ・佐藤 梓・羽場 久美子 〔非〕李 忠均・小林 潔 |
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研究テーマ | 観光立国日本の多言語表示と情報発信を再考する |
活動計画 | 1.本研究には国内外での実地調査が必要不可欠であるため、国内の調査を中心に可能な範囲ですすめる。 2.コロナ禍の影響を受け、実地調査は研究開始時の予想どおりにいかなかったが、どのような成果を公開できるか、それらの成果がどのような意義を有するか、随時、整理・蓄積していく。 3. 昨年度同様に、オンライン会議ツールを利用しながら、定期的に研究会を開催し、メンバー間での意思疎通をはかる。 4.学外から講師を招いてオンライン形式による講演会を開催し、本研究メンバーだけでなく言語景観に関心をよせる学生にも公開する。 5.これらの活動を展開する過程で、言語景観研究を今後どう外国語教育に利活用できるかを考察する。 |
活動報告 | |
叢書刊行予定 | 検討中2023年度予定 |
国際日本研究
メンバー | 代表者:ジェームズ ウェルカー ステファン ブッヘンベルゲル・チック ソニア・大島 希巳江・ティネッロ マルコ・クリスチャン ラットクリフ・ワイ イー ロ・ブライアン ルパート・シェラー クインタナ・ヘーブ ステファン ヨセフ・知花 愛実 |
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研究テーマ | 日本文化(社会や歴史、文学、美術、宗教、メディア等を含む)を国際的な視野で、学際的かつ総合的に研究すること |
活動計画 | 1.メンバー各自の関心に基づく研究会の開催(論文等のドラフトへフィードバックを提供したりすることを含む)(前・後期2~3回ずつ程度) 2.学外研究者の講演、研究交流(前・後期1回ずつ程度) |
活動報告 | |
叢書刊行予定 | 2022年度は無 |
<活動休止中>越境する比較文化
メンバー | 代表者:ステファン ブッヘンベルゲル クリスチャン ラットクリフ・村井 まや子・古屋 耕平・大島 希巳江・ラブリー エスター・バンキア ジョン ジェームズ 〔学外〕前島 志保・畠山 寛 〔非〕ポール シャックルフォード |
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研究テーマ | 比較文学・文化の方法論を用いた研究を行う。 |
活動報告 | 2016年度 2015年度 |
<活動休止中>NCH新聞研究会
メンバー | 代表者:SON Ansuk(孫安石) 岩本 典子・村井 寛志・泉水 英計・山本 信太郎 〔元教〕菊池 敏夫 〔学外〕土屋 和代・渡辺 美季 |
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研究テーマ | 神奈川大学が所蔵するNCH(North China Herald)の新聞(ONLINE版)の日本、中国、韓国、東南アジア諸国に関連する新聞記事の研究。 |
活動報告 | 2020年度 2019年度 2018年度 2017年度 2016年度 2015年度 |