松原くるみ(スペイン語学科・4年)大学三年生の頃、来年度に「メキシコ夕べ」のイベントを行うという話を伺った時は、ぜひやってみたいという気持ちになりました。私は、死者の日の祭壇作りと当日の司会進行を大野さんと一緒に務めさせていただきました。祭壇を作っていく過程では、仲間たちと共にサイズや祭壇イメージを考えたり、役割分担をして買い出しに行ったりと、まるで高校生の頃の文化祭準備のような、少し若返った気持ちでした(笑)。皆で作り上げた祭壇は大学のエントランス付近に十日ほど飾っていただき、多くの学生がそこで足をとめ、褒めてくださったり写真を撮ったりしている様子を見て、やってよかったな、と心から嬉しく思いました。イベント当日には、お二人の先生のプレペチャ族や「死者の日」についての貴重なお話を拝聴し、今まで知らなかったことを学ぶことができました。マリアッチの演奏では、メキシコ音楽特有の楽しい雰囲気を味わうことができました。自分たちが学んできたスペイン語圏の国の代表的な行事に、このような形で携わることができてとても光栄に思います。大学四年生となり学校内で友達と会える機会も少なくなった中で、最後に仲間と共に一つのイベントを作り上げられたことは、とても素敵な思い出になりました。貴重な機会をくださり、本当にありがとうございました!とで、最後は良い形で終われたと感じています。大学の最終年にこのような大きなイベントに携わることができ、とてもいい思い出を作ることができました。この経験はいつまでも忘れることはないと思います。67メキシコの夕べ(スペイン語学科) マリアッチの演奏
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