オープンキャンパスの感想人間科学部 私は三日間のオープンキャンパス内で灼熱痛錯覚とベクションの二つのブースを担当しました。初日は灼熱痛錯覚のブースにて、後輩とともに説明を行いました。1年生にとっては初めてのオープンキャンパスだったため、ブース説明を教えることを意識しながらのブース運営を行いました。灼熱痛錯覚は特に、名前が物々しいことで積極的に声をかけなければあまり体験する人がいないブースであるため、自分から来場者に声をかけるように努めました。二日目、三日目はベクションを担当しました。ベクションの担当は今年が初めてだったため、しっかりと説明できるか不安でしたが、元の担当者に教えてもらいながらブースの運営をやりきることができました。灼熱痛錯覚も「不思議だ」「面白い」という反応をいただきましたが、ベクションはより多くの人に楽しんでもらえた実感があったため、とてもやりがいを感じることができました。今回のオープンキャンパスは、新しいブースの運営の経験だけでなく後輩との協力、サポートという経験も積めたため、成長につながる貴重な機会になったと感じます。オープンキャンパスでの経験人間科学部 私はオープンキャンパスで、色のない部屋を担当しました。人は色を認識・区別するために光・人間科学部 私はオープンキャンパスで座標の部屋という正面の壁には襖の絵が貼られていましたが、今初めは、先輩の真似をしてなんとか説明をして田草川泉(1年)古谷柊太朗 (2年)杉本蒼汰(2年)北出竜也(2年)成長に繋がる経験になったと思います。座標の部屋の担当を通して学んだことブースを担当しました。座標の部屋とは、天井、横の壁の柱、正面の壁が斜めになっている部屋です。体験では、その部屋の中の正面の壁に足を向け、仰向けになります。その状態で、周囲を見た後に自分の足元を見ると、床は水平であるにもかかわらず、自分が下り坂で寝ているように感じるというブースです。年は修繕時に少しサイズの小さい窓の絵に変えました。そのため、体験で足元を見た時に窓が視界に入りにくくなってしまい、現象を上手く感じていただけるかという不安がありました。すぐには現象を感じられなかった方もいましたが、斜めになっている正面の壁の前で私が直立すると、壁の傾きの影響で斜めに立っているように感じ、体験していただいた方全員に錯覚が起きていることが確認できました。いましたが、三日間を通して自分なりの説明ができるようになりました。説明を続けていくうちに、来場された方との会話も自然にできるようになったため、自分の成長を感じることができ、とても貴重な経験になりました。眼・色のついたモノという三つの要素を必要としています。色のない部屋は、この三つの要素の内の一つ、光という要素を、ナトリウムランプによって制限することで、色の区別が難しくなることを体験していただく部屋です。色のない部屋では来場された方によりよい体験をしていただくために、体験を行う前に人間が色を認識し、区別できる理由の解説を行います。しかし、この解説は網膜の中にある錐体細胞や、光の波長など専門的な内容を含んでいるため、内容が少し難しくなります。そのため、クイズや例えを用いて、来場された方が理解しやすい解説ができるように努力しました。体験を終えた後、来場された方に、「楽しかったです」と感想を頂いた時の嬉しさは今でも忘れません。こうしたオープンキャンパスでの活動は、相手に合わせて自分の言葉で説明をすることを学ぶ貴重な経験となりました。オープンキャンパスに参加して人間科学部 私は今年で二度目のオープンキャンパス参加と なりました。今年はベクションとベンハムのコマのブースを担当しました。ベクションとは、自身の体が動いていないにもかかわらず、周囲の背景が動くことで、体が動いている様に錯覚してしまう現象です。例えば、電車が駅に止まっている際に、隣の電車が逆方向に進むと自分が進行方向に進んでいると感じてしまうことが、ベクション錯56第2部 学科・ゼミナール活動・講演会・新会員紹介
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